スルメは生イカに戻るのか?

from,まがた

突然ですが皆様、、カッサカサに乾いたスルメイカを

ぷりっぷり!の生イカに戻すことは可能だと思いますか?

 

蒸したり、水に浸しておけばいずれは元に戻りそうな感じはありますが…。

ぷりっぷり!に蘇らせることは難しいはずです。

味が悪くなったり、ただの「ブヨブヨした何か」に成り下がってしまうことが予想されます。

 

今回はカラッカラのスルメイカをぷりっぷり!の生イカに蘇生させる方法をご紹介いたします。

これは生き返るといっても過言ではないかもしれません。

 

ぷりっぷり!美味しく蘇らせる。

 

以前、「ゆで卵は生卵に戻るのか?」という記事を書きましたが、こちらの卵は食べる事はできませんでした。

今回はぷりっぷり!かつ、ちゃんと食べられる!という事を重点に置いていきたいと思います。

 

気になる方法は…いたってシンプルです。

食用の重曹を溶かした水にカッサカサに乾いたスルメイカを浸しておくだけ!

6時間後には見た目も、味も、ほぼ完全な生イカのように、ぷりっぷり!に蘇生します!

 

この方法で蘇らせえたイカは柔らかく、煮物などに入れても硬くならないし、

イカの皮もつる~んと簡単に剥けやすく変化をしているんですよ。

実は主婦の間では有名なライフハック…という噂です。

 

生イカになる理由

 

なぜ、重曹にたった6時間浸すだけでぷりっぷり!の生イカに蘇るのでしょうか?

それは、重曹の成分である、炭酸水素ナトリウムがイカのタンパク質を壊しているため、

繊維がやわらか~くなり、ぷりっぷり食感になるんですよ。

見た目も、味も本当に生イカそのものになるこちらの実験。

正真正銘、「ほぼ」生イカに蘇りますので、是非お試しいただきたいです。

 

蘇りの水、どうしますか?

 

重曹を溶かし、6時間スルメイカを浸していた戻し汁。

流体エンジニアリング的に考えるのであれば、重曹はアルカリ性の物質のため、

中性にしてから捨てるのがいいかもしれません。

大切な河川や海を汚したくないですからね…。

(ちょっとカッコつけて大げさに盛ってしまいましたが、重曹はpH8.2くらいの為、全然そのまま流して大丈夫そうです。)

 

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