やっと判明しました。

FROM,中島

 

いやぁ、、、お待たせしました。見つけました。

この話は、大寒波と真逆の気候だった半年以上前に遡ります。

7月18日、私から一通のメルマガをお送りしました。

そのメルマガのタイトルは、「これが何かわかる方いらっしゃいませんか!?」

この度、とうとう、その正体が判明しました。

 

キッカケは水道修理

 

寒波寒波で日本中が凍えていた先日、事務所に一本の電話が入りました。

電話の主は、会社の近所にひっそりと佇む、家族経営の居酒屋さん。

普段から社長~社員関係なく、もれなく全員実の息子のように可愛がってくれる皆の実家のような存在です。

非常に慌てた様子で、わざわざ事務所にかかってきた突然の電話に

一同固唾をのんで受電した中島に視線が集まります。

受話器に耳を当てると

「あ!ごめんね!水道が止まらんのよ!助けてほしい!」と、想像していた最悪の報せではない事に

胸をなでおろし、部材を拾い集めて即座に駆け付けました。

現場に急行したところ、蛇口が寒さのせいか、老朽化のせいか、外の水栓が閉になっているのに

ジャバジャバと吐出し続けていました。

蛇口の交換は特になんてことなく済んで、いざ通水する時、たまたま目に入ったのは

「あいつ」でした。

 

現役稼働中の○○でした!

 

元栓を開けながら突然の遭遇に目を疑ったのですが

間違いなくあの正体不明だった鉄の塊がそこにはありました。

因みに前回のメルマガで皆さんに共有した写真はコチラ

前回メルマガ(この中にこれが何かわかる方いませんか?)

この時、募集したアンケートには

リクガメのお守り?や消火栓では?ポンプかな?

と様々な考察がなされましたが、その中に正解がありました。

これ、超古い井戸水用の砂取り器だったようです。

60代の大将がおじいさんの代からあるとおっしゃっていたので

少なく見積もって、50年は前の物ではありそうです。

半年間に及ぶ執念の捜索の結果、ひょんなことからこうして正体のご報告が出来ました。

 

砂取り器って?

 

現在は小型化されていてこんなサイズではありませんが

いわゆるストレーナーの役割を果たす機器でした。

名前の通り、井水に混入する砂を取ることで後段のポンプを守る役割です。

そういった処理はフィルターやストレーナー、時には槽に埋め込む形でもご提案しているので

本日はそんな例をご紹介させて頂こうかと思います。

納入事例|自動pH中和装置|酸洗い廃液の中和処理