FROM,中島
毎度のこと突然ですが、ファインバブルってご存じですか?
クーラントの臭気予防にファインバブルが使われる事は専門職の方々の間ではわりと有名かと思います。
そして、最近ではシャワーヘッドや洗濯機などにも組み込まれ、
私たちの生活にも少しづつ浸透してきています。
でも・・・そもそも、ファインバブルが何かってご存じですか?
そして、なんでファインバブルをクーラントタンクに入れるといいかはご存じですか??
本日はクーラントの臭気予防に関する豆知識をご紹介します。
クーラントのアレ、何の臭い?
金属加工にはか欠かせない切削や研磨の工程でクーラントタンクは必需品です。
しかし、その反面、クーラント液は時間が経つと悪臭を放つデメリットがあります。
工場での作業者にも臭いが染みついてしまう、周囲の住宅街から苦情が出る、
最近ではSDGsの観点からクーラント廃液の削減が課題にあがったり。。。
と、デリケートな問題かと思います。
ではあの臭いは何が原因なんでしょうか?
それは、嫌気性細菌の繁殖が一番の原因と考えられています。
そのメカニズムは
1,バクテリアの死骸などがクーラントタンクの表面にたまってあわあわになって壁を作る
2,大気中の空気にクーラント液が触れれなくなる
3,嫌気性の細菌が増えて臭いが出る
4,臭い、近隣からの苦情、作業者へ臭気が染みつく弊害が生まれる
この負のフローに歯止めをかけるのがファインバブルの存在です。
ファインバブル、マイクロバブル、ウルトラファインバブル
冒頭にもあったように近年よく耳にするファインバブル。
実は、マイクロバブルとウルトラファインバブルの二種類の総称を指します。
ちょっと字面が長いので以降ファインバブルをFBと略しますね。
このウルトラFBが液中にあると、臭いの原因となる嫌気性菌の繁殖を抑える事が出来ので、
上記が、ファインバブル(ウルトラファインバブル)がクーラントに入れると良いと言われる理由となります。
ウルトラFBを発生させる装置は大掛かりなものではなく、FB発生機をインライン的に組み込むだけで可能です。
そして、発生機はウェブで探せばすぐに見つかります。
いくつか出てくると思います。
でも、どれがいいんでしょう。何か基準とか目安があるといいですけどね・・・
オススメの選定目安あります
実は、発生させられる「気泡の密度」が発生器選定目安になり得ます。
その理由はシンプルで、気泡の密度がギッチギチに詰まっている方が
原因となる嫌気性菌に対して作用するファインバブル1粒1粒の兵隊が多くなるので、クーラント液の寿命が長くなるから。
一般的なウルトラファインバブル発生器は1㏄あたり2~3億個発生させることが出来ます。
因みに私、もっとスゴイの、ご紹介できます。
標準の2倍以上の気泡、約7億個/1㏄発生させることが出来るファインバブル発生器
【ナノブレンダー】がご紹介できます。
約7億個ウルトラFBを発生させることが出来ると何が良いか、ライフが長くなる作業効率が単純計算2分の1に軽減します。
前述したデリケートな臭気による問題を解決する糸口となればと思っております。
ということで。
はい。さも私、クーラント詳しいですよみたいなテンションでここまでしゃべってましたが、
実はナノブレンダーの販売元のフューテック新潟の技術者の方にみっちり教わった内容の受け売りです。笑
今ならクーラント臭気予防のナノブレンダーの運用方法や技術的なアドバイスもフォロー可能です。
ナノブレンダーの詳しい資料はコチラから。