メールのアイコンが「手紙」な理由

FROM,中島

 

ついついダウンロードしすぎてしまった

スマホ用ゲームを整理しようとスマホの画面をジーっと見ていて

ふと頭に浮かんだ「?」マーク。

何でメールを指すアイコンは決まって「手紙」のデザイン何だろう?

調べてみたらそれにはちゃんとした理由があったんです。

 

直感的に解る

 

今となってみれば当たり前のように開いているメール機能ですが、

頭をまっさらにして考えてみて下さい。

新しいパソコンやタブレット、スマホを購入して初期設定をこれから頑張るぞ!

と意気込み、まずは使用頻度が高い「メール」を開こうとします。

この時、無数に並ぶアイコンのうちどれがメールを指すアイコンなのか、

きっと直感的にわかりますよね?

まさしくこれが今回の疑問の答えで、

実際に今使っているツールとはカタチや原理が全く違っても、

「文章を届ける」といった点において手紙とメールは同義です。

脳内で潜在的に「手紙=文章を届ける=メール」が組み立てる事が出来るように

あえて実際の機能とは少し異なるアイコンデザインにする事を

スキューモーフィズムといいます。

毎日と言っていい程に私たちが触れているアイコン1つとっても

こんな理由や名前まで付いているなんて、知識欲が掻き立てられますね。

 

他にも意外と

 

スキューモフィズムって、ちょっと知ってたらカッコいい感じの

オシャレワードが飛び出したのでもう少し深堀してみると

メールのアイコン以外にもちゃんと隠れてました。

それもたくさん・・・

例えばカメラのアイコンは昔っからのカメラの形をしていることも

このスキューモフィズムが関与しています。

更には、ネットショッピングなどに点在する「購入するボタン」が

立体的になっているのも、本当は平面の画面をタップするだけなのに

実際に押せるボタンであると閲覧者にスッと認識させる効果がある

とされていたりします。

意外と沢山隠されているスキューモフィズム、是非探してみて下さい。

 

ほら、こんなところにも

 

実はエイチツーのWEBページにも無料で公開している技術資料や

納入事例のダウンロードボタンには立体感を出している傾向があって

ダウンロードする為のボタンはココだよ~と訴えかけています。

最近、高温の腐食性液体(強酸性)を循環運転させて、

途中で繋いだ製品の内部腐食具合を検査する、という装置の納入事例が追加されたので

押し心地のよさそうなボタンと共にご紹介させて頂ければと思います。