FROM,中島
ずっと不思議に思ってたことがあります。
金箔ってなんで食べれるんでしょうか?
正月料理、スイーツと高級感が出る存在ですが
なんだかんだ言って、金属ですからね。
本日は金箔が何故食べれるのか、紐解いていきましょう。
金属/金/Au
金は、原子番号79の元素で元素記号はAu。
第11族元素に属する金属元素です。
古くから知られ、熱伝導率・電気伝導率が高く、腐食にも強い貴金属です。
また、金は美しい黄金色や延性が高い事(1グラムで3000メートルも引き延ばせる)から
装飾品として加工され、身近に感じる金属ですね。
携帯やパソコン、テレビにも部品として使われる事も多いので
今この記事を見ているその液晶の下にも組み込まれているかもしれません。
ここまで上げた「金」の用途はどれも産業機器寄りですが
そんな金を使用した金箔は何故食べられるのでしょうか?
食べれる理由
屁理屈を言えば釘だってなんだって飲み込む事は出来ます。
ただ今回は金箔は金属なのに、なぜ食品として扱われているかに焦点を当てます。
金箔が食べられる理由として、金箔の成分に秘密がありました。
実は金箔は100%金!ではなく、、、一般的に金箔の約4%に金が使用されているだけで
残りはデンプンやたんぱく質を加工したものなんだとか。
つまり、金箔=ほぼほぼデンプン・・・
金は、吸収されずそのまま排出されるので適量であれば問題ない。といったところです。
金や銀が虫歯の治療として使用されるのは体に影響がないからなんですね。
そんなこんなで、金箔は厚生労働省では食品添加物の「着色料」扱いになっています。
金の移送
これもポンプメーカーのサガってやつでしょうか。
ついつい題材を送りたがるクセがあります。
金の融点は1064℃なので流石に送るのは難しいかもしれませんね。
金の移送は一端諦めて、製品PRしますね。
金箔と同じ食品添加物の液体移送ならにはサニタリー性が必要な事はもちろん
それに加えて粘度が高い場合もあるかと思います。
比重が大きいので小分けする前の原料の移送にはかなりの労力が必要ですね。
そんなとき、高粘度ハンディポンプなら、一斗缶やドラム缶などブスっと刺すだけで
安全にそして、簡単に移送が出来ます。
になにより高粘度用なのに分解洗浄が容易なのが強みです。
以下から分解動画をご覧いただけます。