極限まで割り切った事

FROM,中島

 

我々の暮らす日本という国は、島国ということもあり

他国とは違う形で独自の文化が根付いている事が多々あります。

それが「奥ゆかしさ」と捉えられたり、「煩わしさ」とも捉えられる中で、

先日、とある風習に極限まで割り切る為にメスを入れました。

古くから身に染み付いたあの風習を割り切るのは少々勇気が要りますが

それに反して、最高に気が楽になったので共有させて頂きます。

 

変?日本の風習

 

日本人が何気なくしている行動や習慣は、時に外国人に驚かれることがあります。

こんな事が物珍しく映るそうです。

・生もの/刺身の食文化 (近年は日本食がフューチャーされ普及してきましたが・・・)

・麺類をすすって食べる文化

・居酒屋の御通し

・エレベーターまで来てお見送りする習慣

・印鑑を使用する文化

・子供だけでの登下校

・すぐ謝る習性

・車をバックで駐車する

挙げだしたらきりがない程、日本独特の文化が

さも当たり前のように根付いています。

そんな中で先日極限まで割り切った風習があります。

 

内祝いにメス

 

さて、何を割り切って、どう楽になったかという本題なのですが、

それは、社会人となれば必ず1度は遭遇している困難、「内祝い」です。

半返しや、シーンによって贈っていい物、ダメなものがあったりと

何を返せばいいのか・・・と、せっかくのお祝い事に水を差す存在に感じます。

確かに礼節を重んじる日本の良い文化ではあると思いますが

何を返すべきか、喜んでくれるか、失礼じゃないか・・・など

煩わしく感じるのも正直なところ。

しかし、せっかく頂いた気持ちを無下にするのも腑に落ちないので

返さないという選択肢も無い。

そこで、勇気をもって妹夫婦に相談を持ち掛けました。

今後、内祝い(お返し系)は予算を正直に提示して、

提示された側はその予算で欲しい物or現金を指定する。

意外にもこの提案は妹の旦那さんから「マジでこの方が助かります。」と好評で

この先何十年の付き合いから割り込んで、数十回繰り返すお祝い↔内祝い合戦の

憂鬱に終止符を打つことが出来ました。

 

風習を断ち切る

 

正直、最初はこれでいいのだろうか・・・と、謎の罪悪感に駆られていましたが、

その利便性が顕著になった瞬間に吹き飛び、妹夫婦からも毎回「楽になった」と

メッセージと予算が届くようになりました。

今回は親しい仲での風習の断ち切りでしたが、失礼のない程度に

こういった改変はアリだと思っております。

エイチツーでも「防爆区域だし手作業で接着剤の入った一斗缶をタンクへ投入していた」

そんな風習を断ち切るような高粘度ポンプのご提案で作業効率がグンと上がったと

ご好評だった事例がありますので、下記に紹介させて頂きます。

納入事例|ADD型|接着剤(高粘度液)の移送