優しいマネージャーはダメなマネージャー

FROM;舛田

 

お陰様でエイチツーは順調に業績を伸ばしており、10月には2名、新人が入る予定です。

いちおう、立場上は彼らの上司になるので、どんな上司が彼らにとって(長い目で見て)良い上司なのか、今から眠れない日々が続いております。

 

社内の誰からも煙たがれる上司。

私も中途でエイチツーへ入社したので、前職での経験を踏まえて、「今思うと、あの人に仕事を教えてもらえてよかった」「厳しかったけど芯のある人だった」など、悪い上司もいればいい上司もいました。

 

そんな中に、社内の誰からも煙たがれる様なマネージャーがいました。

 

彼はどんなことでもガツガツ言っていました。

時には役員に対しても「ここがおかしいと思う」「ここはこうした方が良い」という事を、ガツガツ言っていました。

 

でも普通は年上の人に対して、ずけずけと言うような事はなかなかできない。特にその相手が、役員だったり社長だったりすれば、なおさら。

 

彼は同僚に対しても同じ。「仕事のレベルを上げろ」というニュアンスの事を、(多少)オブラートに包みながらガツガツ言っていました。

 

もちろん私に対しても「特に」厳しかった覚えがあります。

当時は「最悪な上司についちゃったよ~」と思っていたものです。

 

部下に優しいマネージャーは、ダメなリーダーと言われる。

でも、今になって思うと元上司の厳しさは今の私の仕事の基礎となり、仕事に対する姿勢も彼から得た物だと言い切れます。

 

考えてみれば、「優しい上司」は、

誰からも嫌われません。

でも「厳しい上司は」

皆から嫌われます。

 

どちらが思いやりがあり、自分の為になっていたかを思うと、やはり厳しい上司なのです。

 

思いやりとは、相手に好かれる事なんかじゃない、相手に厳しく当たることは、長い目で見ればきっと相手のためになる。

短期的にも、少なくともプロジェクトや事業を完遂することには貢献する。

例え、メンバーから嫌われたとしても、そのリーダーは、将来最も感謝されるリーダーになるだろうし、最も結果を出すリーダーにもなる。

 

相手に厳しく当たるためには、まず、自分にも厳しくないといけない。

それは、どんな能力レベルだろうと関係ない。

自分自身でベストを尽くしているかどうか。

ベストを尽くしていなければ、自分が、サボっていると知っていれば、他人に対して厳しく当たることなんてできない。

 

仕事に対して「真剣に向き合う」というのはそういう事じゃないか。

やるべき事、果たすべき事が、第一であって、人の機嫌や心地よさなんてものは、二の次の次。

果たすべき事を共有して、それを中心に、厳しく管理してくれるような上司、そんな上司に私はなろうと思います。

 

熱い気持ちの吐露でしたが、ここで新製品のお知らせです。

申し訳ございません。熱く語りすぎて新製品のPRを忘れていました。

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