FROM,中島
正月に実家に帰った際、親戚の子供たちにせがまれ
「かくれんぼ」をしました。
子供が大きな声でカウントを始めます。
「い~ち、に~い、さ~ん…」
私は大きな体を精いっぱい細め、程よい隙間に隠れる事にしたのですが・・・
黙って隠れてろ!
親戚の子供たっての希望で、鬼役を満喫している小さな彼は、
大きな声でカウントダウンをします。
「…にじゅはち、にじゅきゅう、さんじゅう!!!」
「も~いいかい」とお決まりの質問に「も~い~よ」と回答し、
あとは鬼が見つけてくれるのを待つだけです。
実はこのエピソードのかくれんぼは2回戦目の出来事で、
初戦時にも鬼をやっていた彼が中々見つけてくれなかったので、
ヒントのつもりで隠れ場所からゴホンゴホンと咳ばらいをしたところ、
自分の力で見つけ出せなかった事がさぞ不服だった彼に
「次は絶対に黙って隠れてろよ!」とお叱りを受け、冒頭のシーンに繋がります。
さて、今度こそ気持ちよく見つけてくれよ。
そんなことを思いながらじっと発見されるのを待ちます。
見つけてくれ・・・
威勢のいい「も~いいかい」から何分経ったのでしょう。
数分前まで近くを捜索する気配があった彼もずいぶん遠くまで探しに行ってしまったのか
いつからか足音すらしなくなりました。
さて、、、そろそろ見つけて欲しい。
おじさんの無理な体勢にも限界が近づき、禁断の咳払い作戦に切り替えます。
「コホン・・・ゴホン・・・???ゴホン!!!」
もう叱られたっていい、親戚の子供よ、頼むからおじさんを見つけてくれ。。。
そんな願いも虚しく、それから10分以上過ぎても捜索の手は及びません。
親戚の子供よ、、、すまん、おじさんは限界だ。
と狭い隠れ場所から親戚の集まる居間に出て行って初めて気づいた事がひとつ。
鬼役の子、15分くらい前に帰ってたんです。
さて、大変長らくお待たせしましたが、この現象、そう
「かくれんぼ中に鬼が勝手に帰る行為」なんと、、、
監禁罪です
もちろん悪意はないのですが、一応法律的には
相手が動くことを禁止したルール、束縛のあるうえで
「黙って隠れていなさい」という言葉による拘束は
監禁罪にあたる事がある。とされています。
タイトルでもある通り、事実上親戚の子供に監禁されながら考えていたのは
現在お客様からご相談頂いている中和装置の仕様についてでした。
エイチツーではセミオーダー制でお客様の必要なpH中和装置をご提案することを得意としております。
pH中和装置はもちろん、その周辺機器まで製作した事例も多くありますので
そんな一例をご紹介して失礼いたします。
皆さんも、かくれんぼで鬼役の際の途中退出にはどうぞお気をつけて。