FROM,中島
ひょんなことからMT車で遠方まで運転することになった中島。
その距離、実に約500km。
MT車の免許は持っていますが免許取得から10年、まともに乗っていません。
同乗予定の舛田(MT車の運転得意)にレクチャーしてもらい
最初は恐る恐るギアチェンジをしていたのですが・・・
MT車=1%
現在の日本のAT車(オートマ車)の新車販売率は約99%。
AT車発祥と言われるアメリカをいつしか超え、今や世界随一のAT車大国となりました。
因みにイタリアでは8割以上がMT車だというからこの数字がいかに国民性を表しているかわかりますね。
とはいえ、私も日本の民。
一応、「なんとなくカッコいいから」とMT車で免許を取得したはいいものの
結局は楽ちんなAT車ばかり乗って、いざ仕事で本当に必要な時に乗れないだなんて
AT限定とそう変わりません。
そんな中、ちょうど現場が別部隊とかぶってしまい共用の作業車(ATハイエース)が使えない状況で
たまたまMTのトラックなら貸してもらえるという事で、トラックを運転することになりました。
俺とトラック
当時教習所で助手席の先生に怯えながら
頭で考えクラッチをベタ踏み→ギアチェンジ→ブレーキ→アクセル、、、次は・・・!?
といっぱいいっぱいになっていましたが、本当に不思議なものでその苦手意識は
助手席でリハビリに付き合ってくれた舛田の一言で180℃変わったのです。
「なかちゃん、ギアチェンジは考えるんじゃなくて感じるものだよ」
見る見るうちに要領を掴み、長距離運転もバッチリだったのですが
問題はそのトラックを返す時に自分でも予想だにしなかった感情が生まれた事でした。
「・・・もっとギアチェンジしたい。」
そう思いだすと、往復1000kmの道のりを共にしたトラックとの別れが急に惜しくなって
あんなに苦手意識があったMT車の印象を「好き」まで持っていってくれた舛田教官と
トラックに感謝しかありません。
最後に記念撮影までしてトラックとお別れしました。
さよならMT車
断腸の思いでトラックの鍵を返し(最初から他人の物ですが)
AT車の営業車で事務所に帰りながら、とはいえ「やっぱりオートマが楽ちんだわ!」と
直ぐに寝返った浮気者ですが、あれ以降トラックを見るたびに
MTかATかを考える日々が続いております。
まぁ、オートマの方が楽なんですけどね・・・
そうそうオートマ(自動制御)といえば排水のpH値を調整するpH自動中和処理装置は
作業車が薬液とひしゃくでマニュアル(手動で)処理していて大変、という現場に最適です。
エイチツーはかなり得意なのでそんなお困りごとがあればまずご相談下さい。