FROM:長谷
去年の今頃、
「エイチツーのポンプをアメリカに売りまくる」
と謎の宣言を行い、
調べた限り一番キツそうな英会話コーチングを選び、
無事1年のコーチングプログラムを終えました。
この人体実験にも似た過酷な経験を経て、
私は本当に英語が出来るようになったのでしょうか?
これから「人口減していく日本では無く世界に目を向けたい!」「会社からTOEIC600点取れと言われてる」
そんな感じで頭を悩ますあなたの参考になればと、実体験をお伝えします。
地獄の始まり
まず、私が受けたコーチングプログラムは、
・1000時間(年)の自己学習(=1日3時間)
・週に3回、25分のネイティブとのセッション
・月に2回の日本人コーチとの進捗テスト(とアドバイス)
・月に1回のversantテスト
を延々と繰り返す、という内容です。
まず、声を大にして言いたいのが、
日本にいながら英語を話せるようになるには、
シンプルに「時間の投資」が必要です。
何となく洋楽を聞いたり、映画を字幕で見ても何の足しにもなりません。
能動的な(アクティブな)勉強が必須です。
毎日3時間する勉強も、
・スピーキング(単語・文法等)
・リスニング(シャドーイング)
と細かく分けられ、指定の教材をこなします。
まず、この「勉強をする習慣」と、「時間の確保」が大変でした。
当たり前ですが、ただでさえ時間が足りないのに、
さらに「3時間」の勉強時間が必要です。
車に乗るとき、電車に乗るとき、お風呂に入っている時、トイレにいる時、全てを英語のリスニングや単語・文法の学習に費やします。
最初はノイローゼになりそうな詰め込み具合でしたが、今となっては習慣となり、
意外に3時間くらい、時間を空けれるものです(大変ですが)
以下に、英語学習の管理画面を添付します。
1000時間は達成できず、882時間勉強しています。
英語が出来るようになったのか?
そして、結局のところ、
882時間を経た私は英語が出来るようになったのでしょうか?
それを測る為には毎月受ける「versant」というテストで
数値で表されます。
versantは、世界標準の実践的なテスト及びスコアで、
ライティングは一切無し、全て問題は英語で話され、
回答も英語で答える必要があります。
私のスコア遍歴を下記に貼り付けます。
わかりにくいですが、
25点から42点へ上がりました。
42点はCEFRで言うとA2+(43点からB1なのでほぼB1)、TOEICで言うと120点から500点くらいに上がっているイメージです。
TOEICとの比較は試験内容が全く違うので、あまり参考にはなりませんが、あくまでイメージです。
そしてB1レベルで何が出来るのか?というと、
・簡単なビジネス取引で基礎的な語句を使用して価格の変更を交渉できる
・折り返しの電話で、誰がどのような理由でかけているのか説明できる
・定型表現を使用して、将来の計画や糸を説明できる
・自分の仕事の役割について目的や目標を設定する為の簡単なフォームに記入できる
上記を見ていると、自分の実力としては、
ギリギリ、ビジネス英語が出来ると言っていい感じ
では無いでしょうか。
何より良かったこと
そして、一年間英語学習を継続してみて一番良かったのが、
・英語が好きになった
という点です。
理解出来るまでが本当に大変でしたが、
浴びるほど学習すると、だんだん理解してくるものです。
コーティングプログラムが終わった今、
せっかく出来た習慣を無くすのも勿体ないので、
ペースは落としますが英語学習は続けています。
英検の取得(まずは準二から)、TOEICも受けてみる予定です。
40歳手前(39歳)で新しい事にハードに挑戦するのは大変でしたが、
もしあなたがこれから英語に挑戦しようとするのであれば、
毎日コツコツ、それが一番の近道だと思います。
英語が理解できると、
街の落書きやアートにも意味を見つけられます。
例えば下記は台湾かアメリカかで見つけたメッセージで、
意味が分かった事にも感動し、その意味自体にも感動しました。
I followed my heart and it led me here.
エイチツーはいつでも、あなたの挑戦を応援しています。
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